Real Job Hunting

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「好きなことを仕事にする」のは正しいのか?

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こんばんは。

人生に絶対的な解がないように、仕事選びにも絶対的に正しい答えなんて存在していないと思います。ハニーです。

ただ、「好きなことを仕事にするってどうなの?」という声はよく聞こえてきますので、今回は私が就職活動中に出会った、かなり心に響いた考え方を紹介させてください。

そんな訳で、今回の記事は、「喜びを感じる可能性が高い」職場を選ぶための考え方を知りたい人向けの記事になります。

「好きな仕事」ってそもそもなんなのかを考え直してみようぜ!という感じの内容です。

 

 ■好きなことを仕事にするとは?

まず、「好きなことを仕事にする」という言葉ははふたつの要素に分解します。

「好きなことを仕事にする」=「好きなこと」×「仕事にする」

 そして、それぞれの要素について考えます。

 

■「好きなこと」

「好き」という感情は、今までの自分の人生の経験に依存します。

就職活動という文脈での「好き」は以下のように探ることができます。

高校時代の野球部に所属していて、仲間と苦労し勝負に勝った時に喜びを感じた。

⇒自分のモチベーションが上がる瞬間は、仲間と共に勝負に勝った瞬間である。

⇒日常的に、仲間と共に誰かと勝負ができる環境が好ましいのはないか?(仮説)

なるほど、いわゆる自己分析というものですね。はい。

自分の変化のタイミングを丁寧に切り取って、心情の変化を文字にしていく作業です。

未来の感情の大部分は、過去の経験から作られるので、今までの人生という「限定的な好き」であっても、今後も同じタイミングで喜びを感じる可能性は高いです。

今までの人生における、自分の「好きの瞬間」を拾っていくことは就職活動においてはとても大事な作業だと言えます。

 

■「仕事にする」

ここまでは割と簡単に整理できるのですが、問題はこの次です。

実際に見て、感じてみないと、「仮説」が実現できる「仕事環境」を網羅的に判別できることは難しいんです。

今までの人生の中での「好き」を、仕事環境として類推するところまではできます。でも、想像した仕事環境を、実際に選択肢として考えるためには、別の作業が必要になります。

それがOB訪問や業界研究だったりします。「自己分析」で立てた「仮説」を検証するのが、インターンや選考、OB訪問などと考えてみましょう。

とにかく、人生の軸になりそうな仮説を仕事環境に落とし込んで、「実際はどうなのか?」を自分の目で確かめるのです。

このような、「仮説検証」を繰り返すことが就職活動です。

 

■筆者の経験談

と、ざっくり上記のような内容でした。

私は当時、「服が好きだからアパレルだ!」みたいな短絡的な考えだったんですが、この考え方をしてみると、自分は「服を売る・着る」ことよりも「服の知識を人に話す」ことに喜びを感じることがわかったりしました。じゃあアパレル以外にもあるでしょ、っていう感じでどんどん深まっていきました。

詳細は省きますが、これにはかなり納得しました。

1つ経験談をお話をすると、「自己分析」に関しては人との対話で自分の人生を話してみたりすることで「仮説立て」が効率的に進みました。

そして今は、こういった経験をしている人が集まっているエンカレッジだからこそ、自己分析からの効率的な「仮説立て」を面談でお手伝いできると思っています。

 

■エンカレッジの面談についての詳細■