読書家直伝の「無駄のない」本の読み方を知ってますか?
就職活動を始めれば、これまで本を読んでこなかった人々でも本を読み始めますよね。
「ビジネスモデル作り方」「ロジカルシンキング」…などなど、基本的に小説や絵本ほど、読みやすいと言えるものではないでしょう。
ハニーも読書習慣がなかったので、焦って、当時社会人だった人に聞いてみたんです。
「本ってどうすれば無駄なく読めますかね?」って。
その方は話していてもよく「あの本によるとね…」と本の内容を引用しながらも、知識先行な訳ではなく、実践した結果も踏まえてお話してくれる人でした。
今回はそんな、文字通り「本の虫」な人直伝の「読書法」を紹介してみますね。
■「無駄のない本の読み方」とは?
無駄のない本の読み方とは、時間当たりのインプットを最大化できる読み方のことを言います。
つまりは、「同じ一時間を使うなら、たくさん学びのある方がいいですよね」ってことです。
本から得られるインプットには大きく「内容の正確さ」「読み方」「タイミング」の3つの要素からなる、とその人は教えてくれました。
■内容の正確さ
頑張って読んでも、内容が質の低いものだったら、そりゃ学びは小さくなりますよね。
まずは、下記2点を確認するのが鉄則中の鉄則です。
①著者は本の内容に関してプロか
書籍の最後にプロフィールが書いているので、見てみてください。時間があればその人の名前を検索してみるのがベストです。
②長い時間を経ても残っているものか
長く読まれている本は本質を書いたものがかなり多いです。
■読み方
本を手にして、実際にどういう風に読むのか、その方法も大事です。
読み方は「目的意識」と「ページの追い方」を意識しましょう。
「目的意識」とは、つまり「何を得るためにこの本を読んでいるのか?」という根本的な考えです。
「ページの追い方」を意識するということは、その本は、一冊すべて読まなければならない内容なのか、ということを考えるということです。
例えばビジネス書の場合、すべてを読む必要はなく、目次を見て必要な所だけかいつまんで読めば良いことがあります。がむしゃらなだけでは効率はよくなりません。
■タイミング
例えばテスト前は、皆さん自然と「本気」で勉強しますよね。
つまり、「切迫したニーズ」があるとき、知識の吸収率は高いんです。ハニーの場合もそうですが、他の知識豊富な同期や社会人を知って死ぬほど焦ってから、集中することができるようになりました。
いかがでしたか?
結局は人それぞれあったやり方はあるので、まずはこちらの方法を実践してみて、自分に合った「読書スタイル」を探してみてくださいね。
*1:※ photo by Toffee Maky